詩アーカイブ

歯車

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生活の歯車が、
うまく回っている時には、
気分がいい。

でも、めったにないこと。
そして、しばらくすると、
また乱れてくること。

いや、乱れてくるに違いないこと。

だって、それが人生だから。

でも、それを防ぐ方法が、
ただ一つだけある。

乱れてくることも、
「歯車がちゃんと回っている」ことの
一部だと思っちゃえばいい。

当初の予定通りにいくこと、
願い通りに叶うこと、
そればかりが、
ちゃんといっていることじゃない。

そうじゃないことも含めて、
人生はちゃんと回っているのだ。
歯車は回っているのだ。

見せない

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自分を見せる、
ということは、
「見せない」ということだと思う。

見せたいように見せるために、
見せたくないところを
見せないようにしている。

「見せる」行為は、
必然的に、そういう「見せない」行為と
表裏一体のものだと考える。

だから、
見せたがりの人には、
見せたくない何かがあると
思ってもいいかもな。

ある部分だけを見せたい人には、
特に、要注意だ。

何を隠しているんだ?この人は...

負けに慣れる

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戦い続けるためには、
負けに慣れるしかない。

戦えば、
必ず負けることがあるから。

自分より弱い相手となら、
勝てるかもしれない。

けれど、本当に強くなるためには、
自分より強い相手と
戦わなくてはいけない時がある。

ただ、
自分が常勝だった相手ですら、
ちゃんと成長してくるから、
それに勝ち続けることだって、
実はたいへんなのだ。

だからこそ、
負けに慣れるしかない。

そうやって、
強くなっていくしかない。

自分には向かない、
自分は弱い、
やっぱりダメだ。

そう思いながらも、
でもな、これを戦うしか、
もうやれることはないんだよな。

そう思って、戦えばいいのだ。

見た感じ

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初めて見るものは、
それがどういうことか
どういう意味をもつか、
なかなか分からない。

けれど、
経験を積んでくると、
何度も見てきたことから、
それが何か
分かってくる。

私はレントゲン写真を見ても、
それが、病状の何を示しているか、
分かるものではない。

経験を積んだ医者は、
ちょっとした違い、影、形で、
どんな症状に至っているか、
分かってくるのだろう。

スポーツや将棋なども、
似たことだろう。

経験を積むことで、
「絵解き」ができるようになる。
今目の前に見えるものが、
どんなことを意味するか。

そういうことが分かったら、
強いだろうなぁ。

選択肢

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人は、選択を迫られると、
迷い始める。

選択してから、
ミスしたんじゃないか、
と考え始める。

ミスしたら、
これは取り返しが
つかないんじゃないか、
と悩み始める。

たしかに、
重大なミスをしてしまうことも
あるだろう。

しかし、それ以前に大きなミスは、
ミスに心がとらわれて、
次になすべき最善を探すことに
心が集中できないことだ。

選択するということは、
必ず、ミスすることもあるっていうこと。
それを忘れない方がいい。

チャンス

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ほぼ手に入りそうなのに、
いや、手に入りそうだと、
思っている、思い込んでいる、
思いたいだけかもしれない。

そんなチャンス。

手に入りそうだけど、
そのために必要なことが出来ない。

第1に、待てない。

ちょっと待てばいいだけ。
その間に、ちょっとしたことを
やればいいだけ。

それが出来ない。

チャンスの準備が
出来ていないときに、
そのチャンスに
さわってしまえば、
壊れてしまう。

そんなチャンスだってある。

ちょっと待てばいいだけ、
ちょっと水をまけばいいだけ、
ちょっと肥料を加えればいいだけ。

そんなチャンスなのに、
待てない。

損しているんだな。

相性

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生理的に合わない人を
好きになるのは、
努力が必要だけれど、

そうじゃない人となら、
長い時間ともにいたら、
そのうちに意識し始めるのは、
当たり前だろう。

たとえば、無人島に漂着した、
二人の男女しかいなかったら、
それが生理的にイヤでない限り、
きっと結ばれるはず。

いや、自分の人生が、
ここで終わるかもしれないなんて考えたら、
生理的にイヤだとしても、
結ばれることは必然的のような気がする。

相性は、場合によっては、
問題でなくなるってことだ。

しかし、平和な時、
選択肢が多い時には、
相性が、大きな問題になるんだな。

結婚

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結婚は、二人だけのもの。

誰からも自立していれば、
それだけ、堂々と、
自分たちの好きなように
きっと生きられる。

けれど、だいたいは、
そんなことはない。
どこかで依存されたり、
依存している相手がいる。

そのような人々と、
これまでの関係をどのように変えていくか。

無視もできない、
かといって
伴侶以上に深いかかわりもできない。
(はずだが...)

そもそも、結婚の関係性に、
お互いが求めるものが異なり過ぎれば、
それも、また難しい。

結婚は、二人だけのもの。
本当に、そうならいいのだが。
いや、本当に、いいのかどうかも分からない。

次の部屋へ

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どうぞ、
次の部屋に行ってください。

もう、ここでは、
あなたの役目はないのですから。
どうか、
次の部屋へ行ってください。

でも、もしも、
ここに居たいのなら、
誰かの役に立てないか、
何かできることはないか、
そんなことを考えてください。

自分に同情をよせたい、
自分を憐れんでもらいたい、
そんなことしか考えないようなら、
どうぞ、次の部屋へ行ってください。
迷惑ですから。

ああ、こんな老い方だけは、
したくない。しないようにしよう。
そのための戒めとして、
次の部屋に行かないあなたが、
私の目の前に居るのだろうか。

思い込み

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思い込みの修正は、時間がかかる。

一度の経験だけでは、
修正できない。

やっぱり、
これでよかったんじゃないか、
そう思いたい。

だから、失敗する。

そして、しばらくすると、
なんだか、また、
「これでよかったんじゃないか」
と思いたくなる。

運よく、いい気配を見て、
また、そうだったと
思い込みたくなる。

そして、また、失敗する。
やっぱり、ダメだったか。

これを何度も何度も、
繰り返す。

幸い、繰り返すのは、
チャレンジしているから。

何もチャレンジしなければ、
過去の結果がそのまま最終結論になり、
思い込んだことが「正解」で記憶に刻み込まれる。

これこそ、最悪の結論だ。

思い込みの修正は、大変だ。