詩アーカイブ

勝ち

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何に勝ちたいか、
本当の、本当の、
心の奥底の部分で、
何に勝ちたいか。

それに、心は占められる。
心に占められたもので、
体が動かされる。

ダメだと分かっていることに
動かされてしまう自分もいる。

しかし、
ダメだと分かっていて、
思いがけなく、
良い結果になることもあれば、
そのままダメなこともある。

ダメなままにすれば、ダメなまま。
ダメなことを学んで、
自分を修正してみれば、
よくもなりうる。

同じことをやるにしても、
心は、まったく違う。

あっちでこっちに向かってくる敵、
こっちからあっちに向かう自分。

戦う場面は同じでも、
まったく別の目的で戦っている。
そして、その目的にそって、
出た結果を解釈することになる。

冷静であるように、
冷静であるように。
それだけを願う。

心が、悪しき者に奪われないように。
悪しき思いで占められないように。

冷静であるように。
冷静であるように。

見られている

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見られている。
本当は見られていないのに、
見られていると思い込む。

それを意識したとたんに、
心の有り様が変わってしまう。
行動も変わってしまう。
そして、結果も変わっていく。

見られている。
いったい、誰に。

その「誰」の仮定を間違うと、
意識する方向を誤る。
見ている「はず」の相手を誤る。
心の有り様が、選択が、行動が、
変わってしまう。

見られている、見られていない。
気にする、気にしない。

自分の弱さが分からなければ、
心でコントロールしようにも、
できるわけがない。

どこを見ていたら、
それに気づけるんだろうな。

咲く

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人がたくさん集まれば、
必ず、人の優劣が見え始める。

生まれて死ぬまで、
ずーっと「優秀」と見られる人は
めったにいないだろう。

誰でも、最初は、
あるいは、どこかでは、
必ず、自分よりも優秀な人に出会う。

そこで、自分を卑下しても、仕方がない。
自分の足りないところが見つけられて良かった、
そんな思いで、自分を伸ばす努力をするしかない。

おしろい花

138円の種で咲く花は、それなりのもの。
でも、手がかからず、水さえ撒いておけば、
かんたんに咲くというから、買う人もいる。

誰も彼もが、豪華な、高価な花が欲しいとは限らない。
それぞれの価値に見合った花を咲かせればいい。

とにかく、咲かせればいい。
へそを曲げて、咲くことを拒んだり、
せっかく水を撒いているのに、
吸収しようとしないなんて、もったいない。

とにかく、咲けばいい。
自分なりに咲かせられる花を。

気になる人

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好きだから気になるんじゃない。
今日の機嫌はどうなんだろう?
と思いながら、その人を眺める。

今日はどうかな?

いつもいつも、
そんな気持ちで見てしまう相手。

疲れてしまう...

そんなふうに思われていることを、
その人は知っているかな?

別に嫌いじゃない。
けれど、気遣いが続く状態は、
好きじゃない。

いつもいつも。

機嫌がよさそうな日には、
なんとか、安心できる。

明らかに、自分のせいで、
不機嫌そうに思える日もある。
自分のせいだからって、
何か謝ることがあるわけじゃない。

何か悪いことをしたわけでもない、
自分の何かが、不機嫌にさせている。
そこで大切なことは、
その人が、自分に必要以上の関わりが
なくてもいい状態に置くこと。
しかし、それが難しい。

関わらないといけない人だから。
私のため、その人のため、全体のため。

ああ、気になる、めんどくさい。

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朝の時間は、豊かだ。
誰も起きてこない、
何も活動が始まっていない。

自分で決められる。
自分で行動できる。

しかし、ネットに向き合った瞬間から、
その状況が変わってしまう。
情報が、波のように流れ込んでくる。

否が応でも、脳が、その情報に
反応していくことを求められる。
知りたくなる、買いたくなる、
頭の優先順位が変わる。

朝くらい、
インターネットから離れた方がいい。
それが自分のため。

干渉

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自分の問題でないことに、
必要以上に、心を奪われてしまう。

なぜだろう?
と思いながらも、
そこに囚われてしまう心を
止められない。

自分の問題と勘違いしている、
なんとか、自分の思い通りの状態にしたい、
そう願っている。固執してしまっている。

だから、なかなか、逃れられない。

ただ、見ていて、
心がじれているだけなら、
「自分の問題」のままで済ませられる。

口に出して、
その相手に言ってしまえば、
その瞬間から「二人の問題」のような扱いに
自分のなかで変わってしまう。

しかし、相手にとっては、
干渉されたことになることもある。

もちろん、相手の選択によって、
自分がどのような損害を被るか、
ハッキリしているのなら、
それは干渉でないのだが、

自分の気持ちだけの問題なら、
やっぱり干渉だ。

干渉しない、干渉しない。
それは、自分の問題じゃない。
自分に、言い聞かせて、前に進むべ。

覚悟

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覚悟がないから、迷う。
覚悟がないから、ハラハラする。
覚悟がないから、他人の目が気になる。

覚悟がない二人がそろえば、
お互いを責める準備に忙しくなり、
お互いを前に進めなくしてしまう。

いっしょにいる相手が、
決められなくても、
何も進めないとしたら、
きっと覚悟がないこと。

そして、その人といることで、
自分も進めないでいるとしたら、
きっと、自分も覚悟がないのだ。
何かの覚悟が欠けているのだ、足りないのだ。

覚悟が出来た時に初めて、
前に進むことができる。

解決するとは限らない。
最善の策であるとも限らない。

覚悟で、前に進むだけ。
それだけ。

でも、それでいいのだ。とりあえずは。

動く

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身体が動けば、
口が動かなくなる。

口が動き出せば、
身体が動かなくなる。

口だけが動いている自分が好きなら、
身体を動かさなければいい。

口だけが動いている自分が嫌いなら、
身体を動かせばいい。

わたしは、口が動きすぎると、
嫌なことばかりを言っている気がする。
身体を動かす理由があった方がいい。

真似る

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真似ることは好きでも、
真似られることは複雑だ。

正確に真似られて、
とても嬉しいこともあれば、

自分は認めたくないばかりに、
とても嫌な思いをすることもある。

だとしたら、
正確でない真似の方が
まだ自分から切り離して考えられるから、
他の人達といっしょに笑っていられるかもしれない。

もしかして、真似られたのか、
と思った時に、
「いやー、そういう感じじゃないんだよな」
と思わず言いたくなるシーンもある。

しかし、それを否定しても、仕方ない。
他者から見れば、そういう真似方が、
ポイントだと思ったんだから。

素直に、ごめん、
私のやり方が間違っていた、
と言った方が、かえって、潔い。

ただ、謝ったからといって、
まず、自分が修正できるか、
と言えば、これまた自信ない。

自分のやり方もおかしいし、
自分を真似てくれる人のやり方もおかしい、
という二重の苦しみを背負うことになる。

うーん、真似たいと思われるのは、
悪くないけれど、
いやー、ミスがあったら、
責任重大だな。

愛を感じる

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あなたの感じる愛と、
わたしの感じる愛は違う

あなたは、
あなたの伴侶といても
満足しない、愛を感じないみたい

わたしは
わたしの伴侶といるだけで
十分満足している、愛も感じる

そんなあなたは
多くの人を巻きこんで
満足しようとする、愛を受けようとする

わたしは
そんなあなたに
巻きこまれたくない
わたしの満足している時間に、世界に
あなたの空気をまぎれ込ませたくない

どうか、近寄らないで
どうか、巻きこまないで

あなたの欲しい愛を
あなたと同じように欲しがる人は
他にもいるようだから

そんな人々と愛し愛されればいい

あなたとわたしの求める愛は違うのよ
仕方ないのよ

接点はあるかもしれないけど、
無理に接点をつくらないほうが
お互いがお互いをかまわないでいられる

それが、わたしとあなたができる
お互いの愛しあい方

近づかないこと、関わらないこと、
巻きこまないこと、巻きこまれないこと
それしかできない「愛」なのよ