詩アーカイブ

思い込み

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思い込みの修正は、時間がかかる。

一度の経験だけでは、
修正できない。

やっぱり、
これでよかったんじゃないか、
そう思いたい。

だから、失敗する。

そして、しばらくすると、
なんだか、また、
「これでよかったんじゃないか」
と思いたくなる。

運よく、いい気配を見て、
また、そうだったと
思い込みたくなる。

そして、また、失敗する。
やっぱり、ダメだったか。

これを何度も何度も、
繰り返す。

幸い、繰り返すのは、
チャレンジしているから。

何もチャレンジしなければ、
過去の結果がそのまま最終結論になり、
思い込んだことが「正解」で記憶に刻み込まれる。

これこそ、最悪の結論だ。

思い込みの修正は、大変だ。

排除

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自分のなかにある、
排除したい気持ち。

違和感を感じるもの、
自分と異なるもの、
生理的にイヤなもの、
これは仕方ない。

しかし、本当に、
ぜんぶ排除したら、
きっと孤独になる。

排除したい気持ちと、
群れて安心したい気持ち。
これは、相反するのか。

どちらに、
自分が居るのか。
よく分からない。

ただ今は、排除したい。
同化できないものは、
要らない。

なんだろうな、この気持ちは。

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心の薬とは、
何か夢中になれるもの。

心が病んでいる、
心がとらわれている、
心が苦しんでいる。

そんな場合には、
それを超えるほど
夢中になれるものがあれば、
それらは心から離れていく。
これは、間違いようのないこと。

ただし、事態が変わったわけではない。
心が病むこと、とらわれること、
苦しむことから、解放されるだけ。

したがって、この薬は、
ある意味、劇薬とも言える。

夢中になったもののおかげで、
新たな問題が生じるかもしれない。
あくまで、かもしれない。

けれども、夢中になれる心で、
苦しみから解放されたら、
時間の経過とともに、
心も癒されていることがある。
これは事実。

夢中になれるもの、
この劇薬は、他の薬と同様、
人間の使い方しだいなのだ。

バランス

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じっくり、ゆっくり、
近づいていく。
それが一番。

いっきに近づこうとすると、
逃げていく。

かといって、
眺めてばかりいると、
どんどん遠のいていく。

それが目標。

じっくり、ゆっくり、
近づいていく。

いっきに近づこうとすると、
逃げていく。

かといって、
眺めてばかりいると、
どんどん遠のいていく。

それが、人の心。

砂時計

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嫌な昨日が、
ひとつ増える。

失敗したこと、
誤解したこと、
間違った決断や判断をしたこと。

嫌な昨日が、
ひとつ増える。

仕方がない。

時間が過ぎるのを待つしかない。
今日にとっては、昨日だけれど、
明日にとっては、一昨日になる。

そして、1日1日を
過ごしていけば、
ちゃんと「過去」になってくれる。

近い「昨日」じゃない。
遠い「過去」になってくれる。

そうすれば、
自分は乗り越えたことになる。

大丈夫、大丈夫。
わたしは大丈夫。
嫌なことは過ぎていく。

わたしは「砂時計」になれる。

助けられる

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助けられて、
達成する。

助けの手がなくても、
自分でがんばってみる。
すると、達成できない。

やっぱり、助けを求める。
ああ、なるほど、
こんなふうにやればいいんだ。
分かったような気になる。

また、助けの手がなくなると、
やっぱり、なんだか、うまくいかない。

助けてもらっている時には、
簡単に思えることが、
自力でやろうとすると、
いろんな重要ポイントを
見落としているようだ。

簡単ではないのだ。
簡単に思えても。

それを分かるために、
助けてもらっている、
と思えばいいのだろう。

願望、期待

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期待できることがあると、
人生は楽しくなる。

ただ、
自分の期待が、願望が、欲望が、
自分を疲れされることもある。

いつも叶っていれば、
そんなことはない。

けれど、人生は、
叶わないことの方が多い。

そして、
自分の期待に、
自分の願望に、
自分の欲望に、
疲れる。

そんなもの、持たなければいい。
すると、今度は、
味気なくなる...

そもそも、期待、願望、欲望は、
若さに付随しているものが多いから。

若さとの接点がなくなったら、
変化が乏しくなりやすい。
それじゃあ、人生、どうだろうか。

疲れたくない、
けれど、味気ないのも嫌だ。

難しいもんだ。

重要な場面

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重要だから
ミスをしないように、
ちゃんと力を出せるように、
そういうことを考えます。

そして、考えすぎると、
力が入りすぎて、
かえってミスしたりします。

大切なことは、
重要な場面では
冷静になること。
ミスを誘発しないためには、
力がはいることよりも、
冷静であることの方が大切。

冷静になって出せない力なら、
最初から「ない」のだ、くらいに
思っていた方がいいのです。

重要な場面では、
「力」よりも「冷静さ」

嫌なこと

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負けることは、嫌なこと。
勝つことは、気持ちいいこと。

けれど、自分が勝った時には、
目の前の相手だったり、
どこかの誰かだったりは、
負けていることになる。

勝っている時には、
負けた者の気持ちは、
想像できない。

負けた時にも、
負けた者の気持ちは、
想像していない。

ただ、自分の気持ちが
ハッキリとするだけ...

嫌だ、と。

とても嫌だ、と。

負けてしばらくして、
負けの原因、理由、意味を
考え始めた時に、
他に負けた人の思いに
考えが及んだ時にやっと、
「負けた者の気持ち」が分かる。

嫌だ、嫌だ、
と自分の気持ちを表現しているうちは、
誰の気持ちも、分かっていない。

もしかしたら、
自分の気持ちすら、分かっていない。

ただ、感情に流され、飲みこまれ、
苦しくなっているだけ。
他人の気持ちなんて、分かっていない、
考えてない。

嫌な気持ちを消化して初めて、分かるんだべな。

死なない

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死にそうだ、と元気に話す。
どれだけ具合が悪いのか、
確認しようとしても、
要領を得ない。

じゃあ、死んでもいいのか、
おまえは死んでほしいのか、
とこれも元気に話す。

少なくとも、
息も絶え絶えという状態ではない。

本当に、具合が悪いなら、
自分で、救急車を呼べばいい。
すると、救急車は恥ずかしい、という。

どういうことだ?

わけがわからない、
よく言うセリフ。

こちらこそ、
わけがわからない。

死にそうで、死なない。
いや、死にそうだと言っているわりに、
まったく元気なままだ。

騒ぐだけ騒ぐ、残りの人生。
人々の心をかき乱す方法だけ、
むしょうに長けている。

そんな能力があったら、
そんなことに時間を注ぐ暇があったら、
誰かのために尽くしてみたらいい。

人生は、もっと豊かになるんだろうにな。
でも、そんな言葉は、素通りだ。

不幸競争で長生きしてしまった老人は、
ターニングポイントをとっくに過ぎてしまっている。

ああ、本人も不幸なら、
まわりも、不幸な気分を味わうことになる。

こんな高齢者社会でいいのかな。