【コロナ禍】帝王切開レポ

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2020年9月に出産した筆者です。
逆子だったため、予定帝王切開で出産しました。
その時のことを振り返りたいと思います。

≪帝王切開の手術とその後≫
●手術
●手術後の入院生活
●痛い&歩けない
●育児も始まる

≪モノ関係≫
●入院時に持っていってよかったもの
●出産前後に買ってよかったもの(育児用)


トップの写真は、お祝い膳です。
デザートもついてました!

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帝王切開の手術とその後


【手術】

手術~退院までのスケジュール表は、
各病院でもらえるかと思います。

では、さっそく手術について。
麻酔は下半身らへんのみなので、
手術中は意識はあります
それが心配だったのですが、
しっかり麻酔も効いていますし、
音楽を流してくれたり、
たしか眠くなるような薬も痛み止めと一緒に
体内に送られるので、
うとうと、ポカポカしたような気持ちで
のんびり手術が受けられました
※病院によるかもしれませんが。
ちなみに、私は硬膜外麻酔もしました。
※背中らへんに刺すやつ。

自分のお腹がどんな様子になっているかは
考えないようにしました。
手術の様子が伝わってくる会話が聞こえてくると、
自分のお腹の状態を想像してしまいますが、
頑張って平静を保っていました。
お医者さん達は私の様子を確認してくれたり、
和やかに会話してくれたりと安心できました。

ちなみに、看護師さんの一人が手術前に
「この間挨拶しに言った○○です」と言ってくれて
見たことがあるお顔にほっとしました。

1時間以内に赤ちゃんが無事に出てきて、
産声を聞いた時、安心して涙が出ました。

妊娠中もずーっと赤ちゃんのことを気にかけていたので、
やっと、無事に産まれて心の底からほっとしました。
約10ヶ月間の緊張と責任感から解き放たれました。


【手術後の入院生活】

産んだという達成感と休息は束の間、
麻酔が切れて傷口の痛さや育児が始まります。
傷口の癒着を防ぐため、
手術の翌日から、歩く練習が始まります。
さらに翌日あたりから、赤ちゃんのお世話が始まります。
ちなみに、通常分娩の方は、体調を見ながらですが、
出産の翌日からお世話が始まります。

満身創痍の体を回復させるために、
合間を見つけて横になったり眠ったりして休みました
そもそも、色々痛いので横になることしかできませんが。
アイマスク耳栓があると比較的ぐっすり眠れました。

手術後1、2日くらいは流動食から食事スタートですが、
流動食やお粥が嫌いで完食できず、
ひもじい思いをしていました。
※でも、最初は腸に負荷をかけてはいけないので
 仕方ないですよね...( ;∀;)
 流動食やソフト食に感謝...( ;∀;)

あまり食べられず、エネルギー不足を感じたので、
持参していたゼリー飲料を許可をもらって飲みました。

術後の食事① ゼリーしか完食できなかった。
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術後の食事② ソフト食もお粥も苦手。
※ソフト食はペースト状にしたあとゲル化させたもの。

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術後の食事③ 通常の食事に近づいてきました。
ソフト食に似ているからか、毎回出てくるからか、
ゼリーとヨーグルトに吐き気がするようになりました。

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コロナ禍なので、
病院内の別階にある売店に行くことが禁止だったため、
一応、いくらか食べ物を持参していました。
※同じ階であっても、産科以外には立ち入り禁止


【痛い&歩けない】

手術の傷子宮の収縮の痛みに加え、
放散痛も加わって、身体中痛いのですが、
日に日にマシになってくるので、
一日一日、耐えるのみです。
出来る限り、腹部は1ミリも動かさまいと
生活していました。
切腹してますからね。

入院中は、子宮の収縮が順調か確認するために、
時々、腹部を押されます。
ほぼ傷口ですよ??これが痛い!


手術後、数日間は
手術の際に背中に刺した硬膜外麻酔用の
チューブが引き続き、痛み止め用チューブとして
テーブで貼り付けられているため、
仰向けの寝心地がとっても悪いです。
ちなみに、そのチューブに繋がっている
痛み止め入りの容器と注入ボタンが手元にある。


体中痛いし、
横は向けないし、
仰向けも窮屈で

休みたいのに全然休めない!(泣)

また、手術後は、しばらく下半身の感覚が
普段とは違います。
麻酔が切れてきたら徐々に足を動かしますが、
麻痺が残っていたり、
傷をかばいつつ、立ち上がるのも歩くのも大変。
転ばないように点滴棒か手すりに頼っていました。

歩けるようになってきても、
急に、もう無理、歩けない、と強制的に足が止まり、
足から崩れそうになって
目の前のベッドの柵を掴んだこともあります。
ちょっとの距離でも油断せず、
しばらくは点滴棒や手すりを離さないほうが安心です。

腹部の痛みがあるため、
一つ一つの動作に普段より時間がかかります。
お手洗いは余裕を持って行きましょう(^_^)v



【育児も始まる】

また、育児も始まってきます。
ボロボロでの新入社員生活が始まるわけなので、
ストレスが半端ないです。
コロナ禍なので面会もできません。
その状態で赤ちゃんと2人っきりは心細いです。

旦那さんや家族等と電話したり、
同じようなスケジュールで入院している人と
たまにお話するとやや気持ちが楽になります。

辛くなったら、
早めに看護師さんに助けてもらいましょう。
コロナ禍の今、面会禁止の現場で
物理的に助けてくれるのは看護師さん達だけです。
コロナ対策や夜勤など辛いであろうに、
色々してくださった看護師さん達に
本当に感謝しかありません。


私の場合は、看護師さんに赤ちゃんを
私のベッドまで連れてきてもらうことが多々ありました。
というのも、私はベッドに起き上がったり、
寝返りも、歩くのも、
泣けるくらい痛くて辛かったので、
赤ちゃんを別室に迎えに行くことが本当にきつかった。
何度か自力で行きましたが、涙が出ました。

いろんなことがストレスで、
母子同室が始まって最後のとどめ(※)を刺され
もう無理!と泣く私に、

(※命を守り世話するために
 痛みに耐えて動く時間が長くなり心身削られた)

同じくらいの歳の看護師さんが
「毎日がんばってるからたまに休んでも大丈夫」
と言ってくれて、一緒に考えてくれました。

結果、3時間おき等で
赤ちゃんを私のベッドまで連れてきてもらい、
お世話が終わったら
赤ちゃんを迎えに来てもらうことになりました。
(私が自力で動いてお世話できるようになるまで。)

目の前のことで精一杯で
解決策なんて考える暇もないほど苦しかったから、
もう無理って言ったのを受け止めてくれて、
一緒に考えて助けてくれて嬉しかったなあ。
本当にありがとうございました。

ちなみにストレスの例としては、こんな感じ。

≪心身≫
▶一人で赤ちゃんを守らないといけない
▶授乳足りてるか分からない
▶傷や腰、肩が超絶痛い
▶自由に動かない体
▶抱っこ下手な自分
▶眠れない&寝不足
▶看護師さんにいろいろ頼りすぎて申し訳ない
 ↑これも地味に効いてて、
   辛い、無理ってなかなか言えなかった。
   そもそも、辛いって言って
   何か変わると思っていなかった。
   とりあえず言ってみたほうがいいんだなあ。

≪環境≫
▶外に行けないし病院の中(入院9日間)
 ↑病院独特のニオイとか、
   カーテンで区切られた狭い個人スペースとか。
▶旦那さんに会えない&物理的に助けてもらえない
▶複数人の赤ちゃんの泣き声がずっと聞こえる
▶陣痛に耐えてる人の叫び声...etc.

今思えば、
新入社員なんだから仕方ない部分もあるけど、
コロナ禍による隔離・孤独感が
ストレスを倍増させてる気もします。

もちろん、日々の食事が楽しみだったり、
我が子は可愛かったりするのですが。






モノ関係



【入院時に持っていってよかったもの】

病院で持ち物リストは渡されると思いますが、
それに加えて持っていくと良いものです。

●耳栓、アイマスク、イヤホン ←絶対必要!
 大部屋だと特に他の人の音や、部屋の光があります。
 夜間でもお世話のためにバタバタしますし、
 各々ライトを点けます。
 疲れを取るために、
 好きな時によく眠れるグッズが必要です。
 病院によるかもしれませんが、
 病室にいても、赤ちゃん達の鳴き声や
 陣痛の痛みに耐える方の声も聞こえます。

●抱き枕
 出産前も出産後も大活躍です。
 私の場合は、出産後、帝王切開の傷が痛むため、
 横向きで寝る場合、
 抱き枕を挟んだ方が体勢が安定しました。

●大きめタンブラー&ストロー
 水を飲むために便利でした。
 水は病院内にある給水器で補充していました。
 特に手術後は体が痛いので
 ペットボトルみたいに蓋を開けたりせずに
 すぐ飲めるのは助かりました。
 まだ歩けず、ベッド上で歯磨きをしたときは、
 ベースン(嘔吐物容器)をお借りして
 うがいを出してました。
 うがいのためにがっつり上を向くのも無理だったので、
 首を動かさずに使えるストローは本当に便利です。

●着脱しやすいサンダル
 歩くのさえ大変なのに着脱しにくい靴なんて
 生きにくさUPしてしまいます。
 私は大きめのビーチサンダルを持っていきました。


●暇潰しのもの
 あまり動けないので、
 ゲームや読み物などがあると良いです。
 夜、眠れないときに身体中が痛かったりしんどいと
 さらにネガティブになってしまうので、
 私はスマホでゲームか調べ物をしていました。
 調べ物は、出産後の手続き関係やミールキットなど。
 ゲームは、気が紛れたらよいので、
 あまりエネルギーを使わないものがおすすめです。

 ※目を閉じるだけでも休めますが、眠れないし
  何かしていないと気持ちがしんどい時には
  寝るの諦めて少しスマホいじるのもありです。

●食べ物
 コロナ禍のため、別の階にある売店に行けないため。
 そして、売店に行って良いとしても、動けないため。
 食べるときは、看護師さんに許可をいただきましょう。


【退院後】

退院後は、数か月間は
授乳以外は旦那さんに頼りっぱなしで
くたばっていました。
圧倒的、感謝!!


あと、傷が綺麗な線になるように、
病院で言われた通り、
市販の医療用テープを貼って過ごしていました。



【出産前後に買ってよかったもの(育児用)】

画像をクリックしたらAmazonサイトに飛べます。
参考までに。

≪おむつ関係≫
▶おむつ
▶おしりふき
▶汗取りバッド(敷く用)
▶においカットポリ袋
▶大き目のタオル(敷く用)


     


   


  


≪お風呂とお手入れ≫
▶ベビーローション
▶ベビー全身泡ウォッシュ
▶綿棒
▶つめきり
 ※赤ちゃんの爪切りはお風呂上りは避けます。

    


       



≪授乳関係≫
▶哺乳瓶
▶ミルクキューブ
▶ガーゼ
▶授乳クッション
▶乳頭保護クリーム
▶母乳パッド
※途中で粉ミルクも買いました。
 キューブより粉ミルクの方が溶けやすく安価ですが、
 キューブは持ち運びやすくて便利です。

         


     

   


≪ベビー服≫

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