嫌なこと

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負けることは、嫌なこと。
勝つことは、気持ちいいこと。

けれど、自分が勝った時には、
目の前の相手だったり、
どこかの誰かだったりは、
負けていることになる。

勝っている時には、
負けた者の気持ちは、
想像できない。

負けた時にも、
負けた者の気持ちは、
想像していない。

ただ、自分の気持ちが
ハッキリとするだけ...

嫌だ、と。

とても嫌だ、と。

負けてしばらくして、
負けの原因、理由、意味を
考え始めた時に、
他に負けた人の思いに
考えが及んだ時にやっと、
「負けた者の気持ち」が分かる。

嫌だ、嫌だ、
と自分の気持ちを表現しているうちは、
誰の気持ちも、分かっていない。

もしかしたら、
自分の気持ちすら、分かっていない。

ただ、感情に流され、飲みこまれ、
苦しくなっているだけ。
他人の気持ちなんて、分かっていない、
考えてない。

嫌な気持ちを消化して初めて、分かるんだべな。

死なない

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死にそうだ、と元気に話す。
どれだけ具合が悪いのか、
確認しようとしても、
要領を得ない。

じゃあ、死んでもいいのか、
おまえは死んでほしいのか、
とこれも元気に話す。

少なくとも、
息も絶え絶えという状態ではない。

本当に、具合が悪いなら、
自分で、救急車を呼べばいい。
すると、救急車は恥ずかしい、という。

どういうことだ?

わけがわからない、
よく言うセリフ。

こちらこそ、
わけがわからない。

死にそうで、死なない。
いや、死にそうだと言っているわりに、
まったく元気なままだ。

騒ぐだけ騒ぐ、残りの人生。
人々の心をかき乱す方法だけ、
むしょうに長けている。

そんな能力があったら、
そんなことに時間を注ぐ暇があったら、
誰かのために尽くしてみたらいい。

人生は、もっと豊かになるんだろうにな。
でも、そんな言葉は、素通りだ。

不幸競争で長生きしてしまった老人は、
ターニングポイントをとっくに過ぎてしまっている。

ああ、本人も不幸なら、
まわりも、不幸な気分を味わうことになる。

こんな高齢者社会でいいのかな。

スピード

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慣れてくれば、
今より速く出来るようになる。
焦ってはいけない。

慣れてくれば、
今より不安がらず出来るようになる。
不安だからといって
その原因を思いこみ深追いしてはいけない。

慣れてくれば、
今より最善な方法が見えてくる。
学ぶことをやめてはいけない。

何歳になっても、
慣れないことに必ず出会う。
それは変化のチャンス、進化のチャンス。
がんばるべ。

俯瞰

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ものごとをとらえる。
簡単に見えるものでも、
とらえられる人が見れば、
複雑な点が見えてくる。

とらえられない人が見れば、
簡単にしか見られない。

すぐ近くに危険が迫っていても、
何も分からない。

危険が去っているとしても、
危ないと思ったまま、
不安が続くこともある。

俯瞰すること。
ものごとをちゃんと見られること。
これは、経験と知識が必要だ。

ただし、それでも、
見落としてしまうことがある。

そこには、祈りが必要だ。
自分の力だけでは分からない、
それを補ってくれるところに、
祈って求めるしかない。

すべてが分かるわけがないのだ、
この人間に。

上には上が

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精一杯がんばっていると思う。
それなりに成長したと思う。
追い越したライバルもいるだろう。

しかし、
それほどじゃない、
という結果を見せつけられる。

そんなわけがない、
自分には、もっと力がある。
そう思いたい心は不安を感じながら、
自分を肯定する材料を探す。

探せば探すほど、上には上がいる。
その事実だけが明らかになる。

なんで、今まで気づかなかったんだろう...
そう思って、山の上を眺める。

そうだ、登ろうとしていなかったから、
その山の高さが分からなかったのだ。
登りたいわけじゃなかったから、
興味がなかったから、
「上」が見えなかったのだ。

登ろうとしてみて、
今自分がいるところが
少しはハッキリと見えるようになった。

ああ、こんなに高いんだ、
そうだったんだ。

それでも、自分は登りたいのか。
自分の非力さを自覚しても登りたいのか。
新たな問いと、向き合うことになる。